サモアは7つの小島からなる国家で5つ星の国旗が特徴

サモアとは正式にはサモア独立国と言い、南太平洋の西経171度以西に位置する7つの小島からなる国家で、イギリス連邦加盟国です。

その国旗とはイギリス商船旗に使用されるレッド・エンサインを基本にしたもので、左上隅の青い四角の中には大小様々な白い星が5つあります。

これは1949年に制定されたもので、1962年の独立の時に国旗として採用されました。星は南十字星を表し、この星を国旗に取り入れているニュージーランドとの親しい関係も示しています。当初は4つ星でしたが、1949年に5個に増やされました。

星の一つ一つの大きさや位置はデザイン法によって明確に定められています。赤は忠誠と勇気、白は純潔、青は愛国心と自由を示しています。

ニュージーランドの北2,300㎞に位置し、主な島は火山島のサバイイ島とウポル島です。サバイイ島の最高峰シリシリ山は標高が1,858mあります。海岸地帯にはサンゴ礁が発達しています。

その歴史は約2,000年前、西から来たポリネシア系の人々が居住し、農耕や漁労、狩猟を行っていたとされています。1722年オランダ人の探検家によって発見され、1768年フランス人航海者が上陸しました。

その後首都となるアピアがドイツ、イギリス、アメリカなどの捕鯨船の補給港として繁栄しました。1899年、アメリカとドイツが東西サモアをそれぞれ領有すると、西ではマウ運動と呼ばれる独立運動が起こりました。

1919年ニュージーランドを施政権者とする国際連盟委任統治領となりました。1926年には第2次マウ運動が盛んになり、1945年には国際連合信託統治領となりました。

1962年には独立、国名を「西サモア」としましたが、1997年、現在の国称に改名しました。

2009年にはマグニチュード8.1の大地震が発生し、大きな被害が出ました。2011年にはオーストラリアなどとの時差を少なくするため、自国の標準時を日付変更線の東側から西側に移動させ世界標準時よりも13時間進ませた時間となりました。

国内産業は農業と沿岸漁業で、殆どが自給用です。国内人口を上回るニュージーランドやハワイ州及びカリフォルニア州のアメリカ合衆国へ移住した同国人からの送金が、経常収支の赤字を補てんしています。

公用語はサモア語と英語です。英語は役所の文書や記録用に使用されています。

国民の90%以上がポリネシア系で、ヨーロッパ人や中国人との混血が7%、また1%未満のヨーロッパ人が居住しています。相撲の元大関で現在タレントの小錦の両親の故郷で、その親族が多く在住しています。